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美容整形外科でやるヒアルロンサン注射(ヒアルロン酸注射)について
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ヒアルロンサン(ヒアルロン酸、hyaluronic acid)は体内のいたるところに存在しています。 グリコサミノグリカン(ムコ多糖)の一種で、学術上は、ヒアルロナン (hyaluronan) と呼ばれるようになっています。グルクロン酸 (GlcNAcβ1-4GlcAβ1-3) とN-アセチルグルコサミンの二糖単位が連結した構造をしています。生体内では、極めて高い分子量で、分子量が100万以上あると言われています。コンドロイチン硫酸など他のグリコサミノグリカンと違って、硫酸基の結合が見られません。コアタンパク質と呼ばれる核となるタンパク質にも結合していません。また、身近なところでは、 食品、化粧品、医薬品などに使われているもので、ここではヒアルロンサン(ヒアルロン酸)について、さまざまな角度からわかりやすく紹介します。
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ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)と生化学工業

生化学工業がヒアルロンサン(ヒアルロン酸)の研究開発をスタートしたのは1972年のこと。当時、すでに確立させていたコンドロイチン硫酸の抽出・精製技術を応用して、ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)を高度に精製する技術を開発しました。そして、1987年に世界で初めてヒアルロンサン(ヒアルロン酸)を主成分とする関節機能改善剤「アルツ」を医薬品として世に送り出したのです。現在、アルツは世界22ヵ国で承認を取得するグローバル製品として成長しています。また、眼科手術補助剤の分野では、「オペガン」が、国産で初めての承認を得ています。

生化学工業は、ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)のパイオニアとして、ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)の医薬品への応用を目指し、種々のテーマの研究開発に取り組み続けています。


まめ知識
1.ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)の名前の由来
「牛」の図

ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)は、1934年に米国コロンビア大学教授のカールマイヤー博士らによって、牛の目の硝子体から初めて分離されました。そのため、ギリシャ語の Hyaloid(ヒアロイド/硝子体)、この物質がUronic acid(ウロン酸)という物質を多く含むことから、「Hyaluronic acid(ヒアルロンサン(ヒアルロン酸))」と命名されました。その後、1986年には多糖体の国際命名法により、「Hyaluronan(ヒアルロナン)」という言葉も導入されています。
2.ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)の形

ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)ナトリウムの構造式はN-アセチル-D-グルコサミンとD-グルクロン酸の二糖を反復構造単位とする直鎖状の多糖類です。からだの中のヒアルロンサン(ヒアルロン酸)は通常分子量数百万の高分子として存在し、動物種による構造の違いは確認されていません。
ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)の構造
3.ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)の関節注射剤は競走馬の治療から生まれた

ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)を関節注射剤として開発されたきっかけには、競走馬が深く関わっています。関節炎を患い、廃馬寸前だった競走馬の関節にヒアルロンサン(ヒアルロン酸)を注射したところ、その馬はレースに出場できたばかりか、勝利を収めたのです。馬に効くなら、人にも応用できるのではないか? ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)への期待が高まったエピソードです。
ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)の医薬品としての働き
1.関節機能改善
ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)を用いている医療用医薬品の中に、関節機能改善剤があります。これは、関節内にヒアルロンサン(ヒアルロン酸)を注射するものです。「変形性膝関節症」と「肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)」「関節リウマチにおける膝関節痛」への治療に使われて、抗炎症作用、疼痛抑制作用などが報告されています。

2.眼科手術補助
ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)を用いている眼科手術補助剤は、白内障手術や全層角膜移植術に使用されています。ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)の持つ粘弾性により、傷つきやすい細胞を保護するとともに、手術する空間を広げることを目的に使われています。

ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)は、私たちの体の中のいたるところに存在しています。その濃度は、部位によって異なり、特に濃度が高いのは、へその緒(臍帯)、関節液、目の硝子体、皮膚などです。

からだの中のヒアルロン酸
1.目
目の硝子体は、眼球の水晶体の後方にあり、内側をうめる透明なゼリー状の組織です。ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)が多く含まれており、眼球を丸く保つ役割を担っています。
2.皮膚
皮膚は、外側から順に、表皮(ひょうひ)・真皮(しんぴ)・皮下組織の3つの層に大きく分けられます。表皮の下の真皮は、表皮の約10倍の厚みがあり、ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)が多く含まれていて、肌の乾燥を防ぐ役割を担っています。
3.関節
関節内には、関節液があり、ヒアルロンサン(ヒアルロン酸)が多く含まれています。関節内でヒアルロンサン(ヒアルロン酸)は、関節の動きをよくする役割をも担っています。
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